読書から:仕方ない理論 西田文郎著
脳が買う気にさせられる消費のメンタリズム
仕方ない理論
西田文郎著
株式会社徳間書店
脳が買う気にさせられる消費のメンタリズム 仕方ない理論 (徳間ポケット)
- 作者: 西田文郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2013/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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売れないものを売れるようにする。消費者をその気にさせて、どんどんお金を使わせるそれが、「仕方ない理論」です。ー「はじめに」から
「便利で」仕方ない、「楽しくて」仕方ない、「みんなが持っているから」仕方ない、「コレを買ったら、アレを買わなくては」仕方ない、「続くから」仕方ない、、、など、消費者を買わずにいられなくする26種の仕方ない理論が書かれています。
僕は、「仕方ない理論」の前に、必ずやるべき8つのステップに関心を持ちました。会社を作るときに、まず第一に考えないといけないことは「グランドデザイン=全体構想」づくりであること。そしてグランドデザインの中に会社の柱となる企業理念がある。企業理念とは「何のために存在するか」という、企業の存在理由だそうです。
「グランドデザイン」と「企業理念」が決まったら、8つのステップを使ってビジネスモデルを作って行きます。優れた経営者は必ず上からものを見る。
高いところから、、、以下の順序で:
- 「年商規模」を決める ー 額はどうでもよいのです
- 「業種」を決める ー どの分野で勝負するか
- 「ターゲット」を決める ー 要はセグメンテーションです(本では所得層を対象にしています
- 「価格帯」を決める ー 所得層に応じた戦略的な値付け
- 「流通形態」を決める ー どのように売るか
- 「拡大戦略」を決める ー どうやって事業を展開、拡大して行くか
- 「商品」を決める ー 上記のステップを決めてからようやく商品を決めます
- 「ネーミング」を決める ー 最後が名前です。「視覚に訴える」、「記憶に残る」ネーミング
うーん、なるほど!このステップに当てはめて考えると具体的にプラン出来るかな、、、まずは1の現実的な設定が課題かな。
そういいながらも、走り出したら何か答えが見つかる!ってノリも今の自分にはいるのだけれど。