他文化への「知識」、「注意深さ」、「対応力」があれが国際人?明日の生涯教育への予習
Preparation for International Business Communication
明日の国際ビジネスコミュニケーションの予習です。今年から通っている、社会人のための生涯教育の講座です。
先週が第2回目でしたが、関西出張のため参加できず。明日は三回目です。毎回、宿題として該当するチャプターを読んで要点を述べる事になっているそうだ。前回は、初日だったのでそれはなかった。
明日の授業は、テキストの第二章、Cultural Knowledgeです。ざっと読みましたが、内容からすると「文化に関する知識」と訳すべきかな。
この章のはじまりは、中国人のチャンさんが英国人のトムソンさんを上海のレストランでディナーに招待している場面から始まります。
チャンさんは、満面の笑みをたたえて、流暢な英語でこう言います「今日のディナーはこのレストランで一番良いものではないです」
それを聞いたトムソンさんは戸惑います。それでロンドンで同じ事を言われたら何と云うかと考えて
We can make the best of it
と応じます。
これはどう訳せばいいのか、、、ざっと書いているので良い訳が思い浮かびませんが「自分たちはもっと良くすることが出来る!」とかでしょうか?
チャンさんの笑みが僅かにかげったのを見たのは彼の思い過ごしでしょうか?っとこのシーンは終わります。
要は、中国人のホストは謙遜で云っているのですが、それが英国人のゲストには通じていないようですね。こんな始まりをする章でした。
トムソンさんの問題点は以下の三点:
- Knowledge(知識)の欠乏ーこの場合は中国人の特性や慣習への知識
- Mindfulness(注意深さ)の欠乏ーそれまでの流れ、その場の雰囲気などへの観察力
- Skill(スキル、あるいは対応力)の欠乏ーその場での適切は対応力、順応性
この三点を併せ持って柔軟に対応する能力を有していれば、文化に関して国際的な知性を持っている人となるみたい。
そして、文化は、それを持つ人々の価値ー原理的な信条、その社会やグループの中で人はどうあるべきか、どういう態度を取るべきかによって定義される。それらが国によってどう違い、どうのようにグループ分けされているかが書かれております。
また、文化の特性は、in-groups(身内)とout-gruops(よそ者)という分け方をする態度が根底にあるそうです。
さらに文化については、いくつかの重要な側面があるが、個人主義と集団主義(集産主義)による定義が出来るとのこと。
今日はこんなところで予習とします。 明日の授業に役立つと良いですが。