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一期一会を旨として臨むichigoサポートの日記

日々の出来事を起業と神秘世界にまつわる事をテーマとしてブログに残します。

田坂広志さんの新刊「仕事の技法」を読んで。

書店のポイントカードは、もう使わないと決断させてくれた大手書店に所用があり行った。

 

そこで出会った一冊の新刊、「仕事の技法田坂広志著 講談社現代新書

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 について。

 

話は少し昔に返るが、田坂広志さんの本は、昨年夏に“人生で起きること全て良きこと 逆境を超える「こころの技法を初めて読んだ。

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この本は昨年読んだ色々な本の中でも最も心に響いた。その頃は失業中で考え方がどんどん負のスパイラルに入ってしまい、自らどうしょうもない状況に陥って行った時期だった。

 

 以前にブログに書いた、

人生において、成功は約束されていないが、成長は約束されている。

は、この本から頂いた言葉だ。

ichigo2015.hatenablog.com

 

これが、本で読んだ単なる知識ではなく、ほんとうに自分の「知恵」とまでになっているだろうか。それは、いままでの体験へのふり返りと、これから実際にやって行くことの中で自らの体験を経て真の知恵となるのであろう。

 

さて、田坂氏の新刊「仕事の技法である。

いかなる仕事においても、プロフェッショナルとして最高の力を発揮できる「根幹的技法

   とは、

それは、「対話の技法」である

対話には、「表層対話」という「言葉のメッセージによる対話」と、さらに「深層対話」という「言葉以外のメッセージによる対話」があるという。

 

「深層対話」は、対話の際に表情、仕草、態度、雰囲気として現れる非言語のメッセージだ。実はこの深層対話での非言語メッセージのほうが、言語のメッセージよりも仕事や生活の対話においてより重要なのだという。

 

本書では、プロのビジネスマンとして仕事の技法の根幹である「対話の技法」を身につけるとき「深層対話力」を高めることにより「仕事力」を飛躍的に高めることが十二話にわたる会話例でわかりやすく語られている。

 

読み始めてすぐに、ああこれだ!と思った。自分自身も今までにいろいろな商談や会議を経験してきたのですぐに合点がいった。これまでに読んだその手の本や営業トレーニング、NLPの講習会でも、ここまではっきりと分かり易く、ビジネスでの非言語のコミュニケーションの重要性とその実践について触れているものはなかった。

 

これは是非とも、会議や商談で意識して取り入れる事にしたい。実際、つい先頃にあった重要顧客との会話の中で、相手がふと長い間(ま)を取った事に違和感があった。あの沈黙をそのまま通り過ぎないで、その意味を考えて次回の面談に臨む事にしている。

 

そして、本書で取り上げられている「深層対話」を念頭にした会議後のふり返りと会議前の準備を、同行者と行ってみたいと思っている。

 

さらに、本の後半で指摘されている、対話の「技法」へ走り過ぎたあげくに相手を心理的にコントロールしようとする「操作主義」に陥ることへの戒めは、極めて現実味がある。確かに、人間力の土台の上に高い技法が成り立つのだと思う。大切な心得である。

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今日、一週間通った愛宕神社の帰りに見つけた株式会社松屋珈琲店、創業明治41年の老舗の自家焙煎コーヒー店です。近くの路上まで焙煎の香りがしていました。