一期一会を旨として臨むichigoサポートの日記

日々の出来事を起業と神秘世界にまつわる事をテーマとしてブログに残します。

お題「方言」で書いてみた 北九州出身で東京暮らしは30年以上、、、2016.2.26

今週のお題「方言」

 

方言か、、、僕は北九州の出身なので方言を話せますよ。方言がありますよとは言わない。なぜなら標準語と地元の言葉を完全にコントロールできると、自分では思っているから。

 

今は東京都に在住して三十年以上、、、生まれ育った郷里で過ごした時間よりも遙かに長い時間を東京で送ってきた。

 

東京に来たばかりの頃、若い男性の会話を聞くと、おかしくて仕方なかった。僕さー、、なんだよねー、、それでさー、、しちゃったんだよ、、、当時十代のこの田舎者には、なんだかナヨナヨした女言葉を使っているように聞こえたものです。

 

それが、半年もいると東京の言葉が身についてくる。それで田舎に帰って東京風の言い方がつい出てしまった。すると地元の悪友からはそれを強く咎められた、、、「何ん、言いようんか、キサン(貴様)!」、東京で言えば、「何て言い方してるの、君!」だろうか。

 

とにかく、田舎で東京弁?をしゃべって馬鹿にされるのが厭で、郷里では東京弁を使わないようにした。

 

なお、自分の郷里では、そこを「田舎」と言おうものなら現地人はマジに怒る。自分は故郷という意味で「田舎」と言ったつもりなのだが、彼らにとっては田舎と聞くと、その単語はどうしても「未開の地」的な意味になるらしい。なので、現地人の前では、うっかり田舎に帰ってきましたなどとは言わない。

 

東京で自分の言葉が通じなかった記憶も、やはり上京したばかりの頃だ。駅の売店で「こまめてください」と言ってお札を出したら、「はっ?」と店員に言われた。いなかでは、両替することを「こまめる」と言っていたからなのだが。同じような状況で、知り合いは、「小豆を出されたよ」と言ってたヤツがいたっけ。

 

九州の方言は、言葉自体が違う事が多いと思う。掃く(はく)は、いなかでは「はわく」まあこれはなんとなく判るか、、、結ぶは、「きびる」等が思い浮かぶ。東京に何年か住んでいると、その辺は無難な言葉を選んで使うようにした。イントネーションの問題は殆どなかったと思う。

 

面白いことに、東京育ちの友人で、方言があっていいねと言う変わったヤツもいた。彼は遠くの故郷やお国訛りがない事がつまらないという。そんなもんかねと思ったが、、、。

でも江戸っ子の言葉ってあるじゃん!(これは横浜か?)って事になった。「するってえと、そうゆうことですかい?」とか「がってんだ!」みたいな、、、時代劇の町人言葉のような。

 あるいは、割と最近になって一時、すっかりはまってしまった、浅田次郎の小説「天切り松闇がたり」に出て来るような、江戸前の伝法な言い方もかっこいい!

「あたぼうよ。やい、その耳かっぽじいてよぉく聞きやがれ!」みたいな、、、

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 これってある種の方言かと、、?

 

あと、江戸っ子は「ひ」と「し」が使い分けれない人がいる。先の東京育ちの友人は、あさししんぶん(朝日新聞)、ひらしげばし(白髭橋)だった。これもある種の方言かなー。実は、最近、たまに自分自身が喋っていると不意に「ひ」と「し」が逆になったりする。長年東京にいるせいだろうか?!

 

今日の千日参りの愛宕神社

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もう、梅の花がだいぶ散ってました。今日は天気が良かったせいか、平日の昼間も参拝者が多かった。