只今、関西に出張中、建国記念日の午前中は、京都市内をそぞろ歩いた。2016.2.11
二月十一日の建国記念日、京都の八坂神社からスタート。
ここでも朱印帳に朱印をいただいた。
四条から高瀬川に沿って北へ
この辺はいわゆる箱型の風俗店、ファッションヘルスのお店、が多い事に気付いた。東京の吉原みたいな歴史的な経緯があるのかな?
巨木がはまり込んだお店
昨日、立ち寄った近江八幡に秀次の居城があったのは、何かの縁(えにし)か。
歴史の教訓は、どれほどの権力を得ようとも、人心に背く行いを為せば、忽ち(たちまち)廃れると云う事か。あるいは、あることを望むばかりに、それが成らない事を恐れる心への戒めか。
そこから、更に歩いて「本能寺」の跡地へ
本能寺は、四条河原町から散歩の距離にあった。思ったよりもずっと街中にあったんだ。
この地に散った信長は、日本史上の屈指の独創的な独裁者だった。彼がここでたおれなければ、歴史はどう動いただろうか。
千年の都はいろいろな歴史の出来事を抱えた時間が流れているようだった。
もう一つ、京都で思った事は、中国人がやたらと多かったこと。観光スポットで聞こえてくるのは半分以上は中国語のようだった。東京でも銀座や新宿のショッピング街は同じような感じだが。
80年代、90年代前半は日本人が大量に海外旅行に出ていたのを覚えている。それと同じようなものだろうか?
その頃の自分は海外では日本人観光客の群れを苦々しい想いで見ていた。俺は奴らとは違うと思ったものだ。
今、半世紀以上生き、海外との長い仕事の経験をしてからは、自分の国に観光で訪れる人々には、来てくれる事を率直に感謝したい。そして、この国の良さも、悪さも感じて帰ってくれれば良いと思う。
今日は午後から、奈良へ移動した。それについては明日、書いて上げようと思います。