一期一会を旨として臨むichigoサポートの日記

日々の出来事を起業と神秘世界にまつわる事をテーマとしてブログに残します。

競合する同業会社で働くこと

 競合する同業会社で働くことは、外資だと珍しいことではないのでしょう。でも、自分の場合は自分でそれがゆるせなかった。じゃあ何で転職したのか?となります。

 

でも、本当に悩んだのです。前の仕事に本当に打ち込んでいましたから。その会社に入社当時はまだベンチャーでアメリカのその業界では名前は売れていましたが、創業者もまだいて小さな所帯でした。その会社の今の社長も当時は一社員で気軽に話していました。

 

幸い日本ではうまくビジネスが進み本社でもその功績を評価されました。製品については本当に自信を持っていたし、愛着がありました。本当に自分が会社の一員だと思えたものです。

 

それで、何で転職したのか?厳密には起業できずに再度同業で就職したわけですが、やはり、今の会社からの条件が良かったことと自分の経験が一番生かせると思ったからです。でも、入社直後は、うまいこと載せられた、、、、とか、そのときの状況で仕方がなかったからとか自分の都合の良いことだけを思っていました。

 

新しい会社の製品を見ても、以前の製品と比べて悪いところばかりが目につきます。これじゃ売れんだろうと勝手に思っていました。

 

会社の文化もなじまない。しかも最初の一ヶ月間は前職でのNDAの関係で自分の出身を伏せていましたから、スタッフに紹介されないままでしたので、孤立した状態だった。それで早くも転職を後悔してしまいます。

 

まあ、これではプロとは呼べないですわな。今回起こった退職もこんな心根の招いた帰結です。

 

それが皮肉にも退職が決まってから製品の良さやこの会社の良さが判ってきました。それでまた今回の成り行きを悔やみます。何をやっているのだか、一年に2回も退職してしまった。

 

でも心を切り替えました。年内社員でいるあいだ、そして来年も業務委託で仕事をくれる間は全力で仕事をする。何か役に立てることがあれば出来うる限りの事をするつもりです。そうすることで次につながると信じます。

 

今日読んだ「営業マンはお願いするな」加賀田晃に以下があります:

「変えられないと決まったもの、もしくは自分で決めたものについてはマイナス(寒いとか、暑いとか、上司や会社が気に入らんとか、商品がどうかとか)はいっさい口にせず、プラス(いいところ)だけを心から愛するようになさいませんか?

そうすれば、少年時代のように何をするのも楽しく、すべてのものに興味と意欲がもてて、もちろん商品も果てしなく売れ続けるでしょう。」

www.amazon.co.jp

今は本当にそう思う。それを実践したい。

 

附蒼天